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量子コンピュータに関する研究


量子計算量理論の研究:

オックスフォード大学の物理学者 David Deutsch は 1985 年に量子 Turing 機械という概念を定式化し、量子力学を動作原理とするコンピュ ータの数学的モデルを与えた。その量子 Turing 機械を用いると、整数 の因数分解問題や離散対数問題が、小さな誤り確率で高速(多項式時間 以内)に解けることが 1994 年に AT & T, Bell 研究所の Peter Shor によって示され、アメリカでは一大センセーションとなった。というのは、 もし Deutsch のモデルに基づく量子コンピュータが実現できてしまうと、 Shor のアルゴリズムによって、現在考案されている公開鍵暗号が破られ てしまう可能性が生じたからである。
当研究室では、量子 Turing 機械上 の効率的なアルゴリズム設計, 量子計算量についても研究を行なっている。


* 以上の内容について詳しいことをお知りになりたい方は、

「量子コンピュータ」, 日経サイエンス, 1995 年 12 月号.

等の解説記事を参照されたい。

'97/4/22


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